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草の茂る道のない道を弟と歩いていました。
すると横に草木でできた、上と伸びる小さなトンネルが。
自分も匍匐前進でやっと通れるぐらいの。

弟は先に入ってしまい、仕方なくついていくと
そのトンネルは、途中から赤い光に包まれていました。
さらにすすむと行き止まりで、少しだけ横に開けていました。
そこには小さな祠と、その横に二体のお地蔵が様が。
しかし、左にはお地蔵様の台座だけで、実際にはいませんでした。
それらは、謎の赤色に照らされ不気味に赤く光っていた。

「ここはやばい」
と思った自分は、引き返すことにしました。
この時弟の姿はどこにもありません。

出入り口付近に近ずくと、唯一のそこから赤色のカラスがこちらに入ってきました。
私に気づいた赤色カラスは思いっきり牙の生えたくちばしで私の手に噛みつき、それを離そうとこちらも首を締めあげました。
すると聞いたことのない鳴き声で、仲間を集めました。

必死にその一羽を手から離し、外へ出ると黒いカラス20匹程を従えた赤色カラスが5〜6匹現れました。
そいつらを退治すべく私も空を飛び、どこから出したのか分からない剣や斧で切り払っていくという夢を見ました。

  夢の中の弟は、内向的で傷つきやすい自分自身です。匍匐前進でやっと通れるぐらいの場所にどんどん入って行きますので、好奇心旺盛な一面を暗示しているのでしょう。

夢の中では赤い色が象徴的ですが、夢の中の色は、あなたの精神状態を暗示しています。赤色は交感神経系を刺激し、活動力、生命力あるいは闘争力を与えます。また赤色は、肉体的な興奮、肉体的な快感、物質的な欲望、本能などを意味します。恐らく、闘争的で興奮しやすいあなたの内面を暗示しているのでしょう。

祠や神社は神聖な領域や浄化の象徴です。またお地蔵様や仏像は自分の中の精神的エネルギーや真実の象徴です。お地蔵様の台座だけが残っていたのは、その部分が重要であることを暗示しています。即ち、基礎が重要ですので、もっとしっかりと基礎固めをしなさいという暗示でしょう。逃げないでしっかり基礎を固めましょう。

烏（カラス）には様々な意味がありますが、烏に追われる夢は、あなたに降りかかる災難や病気あるいは不安などを暗示しています。

しかし、あなたは勇敢に戦い勝っていますので、あなたは勇敢に格闘し、困難や不安に打ち勝ち乗り越えること暗示しています。

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