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  　またお世話になります。

　かなり昔から、何度も繰り返し夢に見る光景があります。それは、河口が出てくる夢です。ご承知の通り、河口とは川と海の境目のことです。これはどういう意味を持つのでしょうか。この夢を見ると、気持ちが何となく不安定になることがほとんどで、夢見はさほどよくありません。ただしこの夢の原風景には覚えがあります。子どものころによく通った場所がそれです。
　川を下る夢とか、川沿いを行く夢など、川自体もたくさん出てきます。面白いことに私の場合、川を渡るとか横切る夢はほとんど見ず、上るにしろ下るにしろ、川の縦のラインに沿うことばかりです。つまり、その根本には河口の存在があるのです。下れば最終的に河口に至るわけですし、上るのは河口という存在から遠ざかることだからです。やっと最近、橋を渡って向こう岸へ行く夢が出てきました。
　そして川が出てきたときは、あまりいいことが起こらない場合がほとんどのようです。というか、精神的な苦労しているとき、強くならないといけないとき、現実にこころがついていけてないようなとき、見るようです。
　河口って、海でもなく川でもない、何だかあいまいで混沌とした不思議な場所ですよね。どうしてこうもしつこく登場してくるのでしょう。正直、怖い印象があります。現実的にも河口は危険な場所ですし、この夢を克服したいのです。
　
　

  絶え間なく流れる川の夢は、時間の流れ、状態の変化、あるいは物事の進行状況を暗示していますので、河口は物事の結末や結果あるいは成果を意味しています。また、海岸は海と陸との境界ですので、無意識と意識の境界を意味し、潜在能力の発掘を暗示しますが、海と川との合流点である河口も、海岸と類似する意味を持ちます。

また、川の流れに逆らって上流に上る夢は、周囲の人と競争しながら頑張っていますがストレスが溜まっていることを暗示しています。これに対して、川を下っている様子は、目標の達成が見えてきた状態であり、緊張から解放されていることを暗示しています。

以上から、天津乙女さんの河口の夢は、恐らく仕事あるいは人生の成果や目標達成を意味しているのでしょう。自分が目標を達成できるかどうか不安になっているため、河口の夢を見るのでしょう。

一方、川の向こう岸に渡るは、未知の世界へ踏み出そうとしていることを暗示しています。 大きな川ほど険しい道程であることを暗示していますが、それだけ天津乙女さんの収穫も大きくなるでしょう。 また、橋の状況によっても判断は分かれます。吊り橋のように不安定な橋や壊れかかった橋を渡る夢は、天津乙女さんの将来に困難が待ち受けていることを暗示しています。 しかし、鉄橋のようにしっかりした橋を渡る夢は、天津乙女さんの大胆な行動や決断により成功や幸運を呼び込むことを暗示しています。

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