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  亡くなった友人の告別式に参列した晩に見た夢です。

その友人と旅行に出かける夢でした。
出かける前にこの友人の家で、友人のお父さんと話しました。
机を挟んで1対2で着席した状態で話していた際に、私も友人も椅子を一つずつ頂きました。
椅子はカウンター用で座面の高い木製（座面のみ柔らかい素材）の椅子です。
決して折りたためるようなものでもありませんでしたが、私も友人も各々の旅行鞄にそのままつめていました（まるでメリー・ポピンズの鞄みたいでした）。

宿泊先はどこかのペンション（海の上の崖にある）で、他の知らない方々との相部屋のようでした。
天気もどんよりとした曇り空ではあったものの、窓からは下のほうに波打つ海が見えてこれはこれでなかなか良いと思っていました。
頂いた椅子に座ってその景色を眺めていました。ひじ掛けがほしい気はしましたが、座り心地は良いほうです。
ところがなんと、実は部屋の入口のドアの前に陣取ってしまっていて、友人に指摘されるまでそうとは気づきませんでした。

以上です。
純粋に最も気になるのは、故人と旅行に出かける夢には何か特有の意味があるのかしら、という点です。
あるいは、片思いの相手にまつわる夢というのが本人の願望が夢に現れたものにすぎないように、私自身の故人に対する個人的な思いが反映されたに過ぎないのでしょうか。
この亡くなった友人は同性同年で、お互いが現役の大学生だった頃から懇意にしていました。
お互いに、大学の友達で最も仲が良いのはあなただと認識し合っているような間柄でした。
卒業してからは一度も会っていませんでしたが、双方その後色々あって、一年くらい前から頻繁に連絡を取り合っていました。
訃報を受けても信じられない思いが強すぎて、ろくに実感がなかったほどです。
告別式に参列してからは、時々何かとしみじみとした思いがこみあげて参ります。

  知人や友人などの故人が現れて嬉しい夢や故人と一緒に何かをする夢は、その故人にもう一度会いたいと思うと同時に、ポジティブ思考が先行してその故人の分も精いっぱい頑張ろうとしていることを暗示しています。特に、故人と一緒に旅行をする夢は、その故人の考え方が、今後もあなたの考え方や行動など、あなたの人生に大きく関わってくることを暗示しています。

また、新しい椅子を貰う夢は、あなたの願いが叶って新たな地位に就いたり、新たな任務を与えられたりすることを暗示しています。その椅子が座り心地の良い椅子のですので、新たな地位や新たな任務が、あなたに取って心地よいものであり、リラックスして臨めていることを暗示しています。

入口のドアの前に陣取っていることを友人に指摘されるまで気づかなかったのは、周囲への配慮を忘れずにという教訓でしょう。

  依頼が多い中、ご鑑定ありがとうございました。
実はその後、告別式から一ヶ月ほどの間に5回程度も亡くなった友人の夢を見ております。
この友人に出会えたのは私の生涯の宝です。
彼女がいたからこそ、本当の意味で大学生活を楽しむことができたという思いが今でも強く残っています。
それはこの先いくつになっても変わらないでしょう。
実はこれまで友人のほうが長く体調を崩していましたが、徐々に快方には向かっていたようです。
元気になったらまた会おうと言っていたのに、まさか変わり果てた姿での再会になるとは思いませんでしたが。

新しい地位や任務というのが具体的に何を指すのか、まだ確信を持つには至りませんが、そのようなものに与れることに感謝して、このまま自分が今すべきことを続けていけばいいのでしょう。

周囲への配慮、最近はこれまでになく意識しているつもりです。
わざわざ夢でも教訓を頂けることに感謝。

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