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  彼に会いに行く夢を見ました。
現実で車で3時間ほどの所へ住む彼の家へ行きそして一晩泊まった朝の出来事からはじまりました。
彼の横で目覚め、その時わたしは化粧ポーチを忘れた事に気がついてしまった！という気持ちで『あっ！』って声を上げました。
その声で目覚めた彼はどうしの？？って訪ね、私が化粧ポーチを忘れた事を伝えたら…

じゃ今日はこのままここにいるしかないね。
って笑顔でわたしを抱き締めてくれたんだ。
それがすごくすごく嬉しくて。

本当は仕事に行く予定だったわたしは会社へ休みの電話を入れる為に
彼がお風呂に入ってる時部屋を抜け出し電話を掛けるの。
嘘の理由を伝えるためとてもドキドキしながら。
電話を掛けようとしているわたしの前になぜか同じ職場の方がいて私を見つけた。その人は私を見て問いました。なんでこんなところにいるの？私は、人には言いたく無い。と答えました。
その答えに興味津々になった彼女は
さらに追求しました。
仕事に行かないのかと。
今ならまだ間に合うじゃないかと。
矢継ぎ早に私へ質問疑問を投げかけてきた。

私はその質問から逃げその場にあなたには関係ないじゃない！とおもいながらその場を逃げ出し落ち着いて電話をかけられる場所を探した。

なんとか静かな場所へ出て電話をしてみた。

その電話は繋がらなく
その後直ぐにかけ直す
それもやはり繋がらず。

もう一度かけた時繋がった
電話の向こうの優しい声の持ち主が
名乗りその後に私へ問う。
あなたはどなた？お幾つですか？
休みの連絡を上司にしているつもりの私は緊張と動揺をしながら自分が何者か名乗り質問には、３０歳です。と答えた。
本当の年齢は、現実も夢の世界感も40歳なのに。

電話の相手は私の掛けたかった人物ではなかった。
その方の母親でした。
携帯ではなくご自宅へ連絡してしまったのだ。
間違えに気付いた私は丁重に挨拶と謝罪を伝えた。受話器の向こうがわの人物は優しい笑い声を漏らしながら私との電話を終えた。

電話を終えると景色が変わり気づくと垣根で分けられた平行な道が3筋ありその道と同じように並行に続く少し上段になっている場所に私は立っていた。目の前の道一本を挟んだ先に職場の方たちがいるのを見つる。
嘘をついて休もうとしている私は気づかれないように姿勢を低くしてその場へ隠れた。

だがもう見つかっていた。
その中の一人が私の元へ来て
さあ、仕事に行くよ。と私を促す。

私はその場で事情を説明する。
休みたい。
今日どうしても休みたいと。

その人はそんなに辛かったんだね。
じゃあ仕方ないね。休みなさい。
でも次は元気になってくるんだよ。と言ってくれました。

そこへ他の方もやって来る。

前日、私の失敗で迷惑をかけた先輩もいた。
私は心底深々と頭を下げ
すみませんでした！と謝罪をした。

彼女はその私へ厳しい表情をしながらも手を差し伸べてくれた。握手だ。
私は感謝の気持ちで握手をした。

その後場面は変わり…
私の背中にのしかかってくる優しい先輩を引きずりながらなぜか露店通りを歩く。
そこで小さな子供二人にあう。
その二人は私と一緒に彼の家へいた二人だった。

彼女たちの口から彼の名前が出ないかヒヤヒヤしながら私は二人の無邪気な姿を見守っていた。
彼女たちは彼の家でとても楽しそうに過ごしていたから。
しかし、その話を口にする事はなかった。

そんなこんなしているうちに場面はまた変わる。
大きなショッピングスーパーでなぜか食品の買い物をしていた。
職場の先輩方も一緒だった。

精算のとき
買った物を配送に出すか出さないかで軽く揉めながら、私の車で持ち帰る事に決まった。

店から出る時厳しい先輩二人が会話をしているのが少し聞こえた。
私のことだった。

辞めるんじゃなかったの？？

今日1日休んだらまた頑張るんだって。

えっ！なにそれ！あり得ない。



私はその会話を聞きつつ思った。
今日1日休むことは間違っていないが
辞めないとは言っていない。
むしろ辞める意思は今も変わらない。

でも、訂正することはせず二人が去るのを見送った。

夢はここまで
目覚めた時は先輩の言葉表情に胸が苦しくなりながら夢から覚めた。

彼のところへ再び戻ることなく
夢から覚めてしまった。

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