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  不思議な夢を見ました。見やすく整形はしましたが、夢の中で自分が思ったこともなるべくそのままになるように書きました。

雲一つかからない青空の下、氷原か塩原か、とにかく真っ白な大地にいた。目の前を歩く人がいたので、私はなんとなく彼についていった。「青と白しかないですね」彼に話しかけてみたが、彼は一切喋らなかった。白い平原を抜けると周りの景色に岩が多くなってきた。

峡谷にコンクリートの橋がかかっていた。彼はそこで立ち止まった。私は彼の案内はここまでなんだと何故か理解した。彼を残して一人で橋を渡る。しばらく歩くと簡単な駅があった。ホームに立っていると焦げ茶色の電車が来たが、あまりにボロボロなので乗らないことにした。

次に来た電車は比較的綺麗だったので、これに乗った。車内に窓も椅子も一切なかった。開口部があると車体の強度が落ちるからねと、私は勝手に納得した。暗い車内の隅に襤褸を纏った老婆がうずくまっていた。老婆の横の扉から、私は隣の車両に移動した。

隣の車両も同様に窓も椅子もなかったが、車両の先端、運転席があるところにだけ窓があり、そこから光が差し込んでいた。運転手がいるべきところに乗客用の椅子が設置してあり、女性が座っていた。私は彼女の横に座った。

私は彼女を横目で見る。若い人のようだが、濃いめの化粧はむしろ老いの要素を感じさせた。「大学生？」私は聞いてみた。
「そう、卒業旅行中。」彼女は言った。それにしては何故1人なのだろうかと思ったが、私は別のことを聞いた。

「僕も大学生で旅行中。この電車に乗ればロサンゼルスまでの直行便がある街に着くって聞いたけど、街の名前を知らないんだ。」
彼女は面倒そうな表情を隠さなかったが、「調べてみる」と、手元のガイドブックらしきものをめくってくれた。

「ここじゃない？」彼女は地図の中のカタカナの地名を指差した。「現在地から3000kmだって」
私は北海道から九州並みの距離だと思った。しかしふと気が付くとすでにその街に電車が着いていた。なだらかな傾斜の街で、遠くに海が見えた。電車を降りると、ホームの下に白いワゴンが止まっていた。私を迎えに来たのだと理解した。

終

最後のほうは覚醒しつつあったため曖昧です。ワゴン車内でやっぱり左ハンドルなんだなと思った記憶もありますし…明らかに海外の風景でしたが、私はいままでに海外旅行の経験は一切ありません。診断よろしくお願いします。

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