【表示範囲】メッセージ1～メッセージ1（全 1メッセージ中） 

  何故か誰かから逃げている、ところから夢が始まる。
地上で逃げるには不可能に近い。
仲間がそう言っている。
だから家の床の下に皆で潜りこむことにした。仲間の1人が大工師だったので建物のことに詳しかった。
建物の重心がかかっている場所を探し、どこの床を開くかを説明してくれる。
これでうまくやり過ごせると思っていた。
敵が来ると分かればすぐさま
その手作りの隠れ家に身をひそめた。
だが、ある時仲間の1人がその入り口を塞ぐのを忘れてしまっていた。気付いた時には手遅れだった。黒い布を被った奴らが数名現れた。
あれは、よくニュースで見てたイスラム過激派のメンバーだったと思う。
もう死ぬんだなと思った。
最初の1人が銃で撃たれ殺された。
次に目が合ったのはわたし。
白いものを投げられ、わたしの体に触れた瞬間、視界が真っ赤に染まった。火が燃え移り
熱くなって隣にいた仲間に
助けを求めた。
すると突然火がパッと消え、仲間に火が移ってしまった。
隣で仲間は焼け死んだ。
その間周りでも殺人が行われていた。
私は、からっぽだった。
ただの人形だった。
私1人だけが残った。彼らは
私が生き残ったのには
何かあると信じ、私を殺すことを止め、売春する方向にもっていくことにしたらしい。
夢はそこで終わった。

【表示範囲】メッセージ1～メッセージ1（全 1メッセージ中）