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  場所は実家ではないどこかの地下の畳の寝室です。
亡くなった祖母と布団で寝ていると、部屋の箪笥から激しい音がしてガタガタ動き始めます。何か内側からの力で開こうとしているようでした。
怖いのでわたしと祖母は声を押し殺して寝たふりをしていましたが、祖母がこれがあれば大丈夫だから、持っているようにとわたしの手に指輪を握らせてくれました。
菱形のダイヤ一粒が細かいダイヤに装飾された美しい指輪でした。

翌日？、わたしの職場らしい場面で、職場の人らしい女性たちが、あの箪笥のある地下に面白半分で行ってみようという話をしていました。
(冒頭ではあの場所で寝ていましたが、あの場所はわたしの住んでいる家では無いようで、お化け屋敷のような扱いをされていました)

絶対恐ろしい目にあうだろうと思い、知らない人なので自分だけでも関わらないようにしようと思っていたのですが、なぜかわたしも一緒に行くことになります。手にあの指輪を持って行きました。
箪笥の部屋にたどり着くまでにも、地下では呪いらしい出来事がたくさん起きました。(日本人形が動いていたり、といったもので、恐怖は感じません)
周りの人達も恐怖体験はしましたが帰ってくることができ、その夜、わたしはまた同じ箪笥の部屋で祖母と並んで寝ていました。すると箪笥からまたガタガタ音がなります。恐る恐る見ると箪笥の引き戸の取手がクルクル回っていて、ああやはり呪いのうちでも特に強いものがあの中に入っているな、と感じました。怖いので指輪を握って祖母と手を繋ぎながら寝ました。

翌朝出勤すると、昨日地下に一緒に行った人の何人かが、呪いの影響を受けていました。指が内側に奇妙に折れ曲がってしまっていたり、経緯がわかりませんが両腕が無くなったり、といった具合です。
箪笥に近づいた人だけがそうなっていたので、近づくのもだめだ、というのが分かりました。

何人かの人はそれでも面白半分で地下に向かいます。行きたくありませんが、私は誰かが箪笥を開けてしまわないか不安で、指輪を持って見に行きます。
箪笥に近づいた女性のひとりが、その場で手が変形してしまいますが、私は指輪を持っているのでなんともありません。何人かの人はノイローゼのように見え、酷い目にあってもその箪笥に興味があるのか、執着しています。
わたしはその気持ちが分からずに、その人たちをバカだなあとか、かわいそうだとか思っています。

以上です。

知人や友人はその中におりません。
知っている登場人物は祖母だけです。指輪が印象的だったのと、亡くなった祖母のことが大好きで、夢の中で助けてくれたことが気になって書き込みました。
お時間のある時に占っていただければ嬉しいです。

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