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  恐ろしい夢を二本立てで見ました。
うさぎの面を被った断罪人に片腕を奪われようとする夢。寝転んだまま動かずに懇願するも容赦は無く。振り下ろされた斧をギリギリ地に転がって避ける夢。しかし避けられたかはわからない。或いは頭を割かれたかもしれない。斧が迫る瞬間に目が覚めた。

二度寝して次に見たのは寄生虫に肌を食い荒らされる夢でした。肌に毛穴が極大になったような穴が空き、痒くて気持ち悪くて肌をかけば、寄生虫の脱皮したあとの殻がとれ、穴の中がくっくり見える。寄生虫はいない。しかし体の中に入ったのかもしれないと不安になる。やがてひっ掻いた部分がプラスチックにおこる白化のようになり、私は鏡をみて、ああこれは元に戻らない。気持ち悪いと感じる。あまりの気持ち悪さに無駄と知り大惨事の覚悟を抱きながらも、肌をさらに削って、いるか分からぬ寄生虫を取り除こう、寄生虫の開けた穴を無かったことにしようとする夢。

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