住環境を鑑定 -
巒頭
風水
風水師・有希
巒頭風水により、住宅の立地条件の良し悪しを鑑定する最も重要なポイントは、風と水、そして山です。
この節では、山や川などの地形による気の流れにより、その土地や建物の吉凶を鑑定する巒頭風水の技法について解説します。
また、巒頭風水は、様々な種類の気の流れから、最適な住宅環境に関する知見も与えてくれます。
本節では、気の流れという観点から、玄関、寝室、あるいは家具の配置などについて、配慮すべき点についても解説します。
風水における風と水の役割
風水では、『気は風に乗じて散じ、水にあたればすなわち止まる』という格言がよく引用されます。
これは、風と水が我々に気を運んでくれる重要な役割を果たしてくれることを意味しています。
穏やかに風が吹いたり、穏やかに水が流れることにより、風や水は我々に生気を運んでくれ、池や湖などに生気を蓄積します。
これは、川と風を使って船が荷を運び、池や湖などの港を通じて、我々に富を運んでくれることを意味しています。
したがって、風水において、水は財運(金運)を表していると考えられています。
近代社会では、水運だけではなく陸運も重要ですので、陸運を支える道路も川と同様に、我々に生気を運んでくれると考えます。
風水における山の役割
風水における山は、危険な他民族による後方からの攻撃を防ぐ役割を果たすと考えられています。
このため、後方の山は、我々の健康運や子孫繁栄のつかさどると考えられています。
現在では、山だけではなく、丘、高台、建物、塀、あるいは垣根も同等の効果があると考えられています。
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風水の目次
風水における住宅の理想的な立地条件は四神相応です。すなわち、東西南北の各方位がそれぞれ青龍・白虎・鳳凰・玄武(黒い大亀)の四神で守られた立地環境のことです。また、なだらかな山や丘の中腹が地形として最高の吉相であり、さらに前方の鳳凰としては、湾曲した川や道路の内側が吉相とみなされます。
玄関は陽の気を取り入れる場所ですから、風水では、玄関や門構えが特に重視されます。本ページでは、緩やかに湾曲した道路の内側にある玄関、道路より高い位置にある玄関を持つ吉相の住宅や、T字路・行き止まり・Y字路・角に面した玄関、建築物の角・ビルの谷間に面した玄関、大きな樹木や電柱に面した玄関などを持つ凶相の住宅について解説します。
風水では、玄関は陽の気を取り入れる場所ですから、明るく清潔にし、整理整頓しておくのは当然ですが、風水ではこれ以外にも玄関に適したインテリアアイテムとして、生花・切り花・観葉植物、絵や写真、鏡、玄関マット、スリッパなどがあり、玄関に適さないインテリアアイテムとして、ドライフラワー、犬の置物、ぬいぐるみ・人形などがあります。
五行の相互関係から、金運をアップする財布の色は土性を表す黄または茶系統の色、金性を表す白またはシルバーグレイ系統の色です。また金運を下げる財布の色は、火性を表す赤またはピンク系統の色、水性を表す黒または藍系統の色です。古い財布は金運を下げてしまいますので、3年に一度程度は新しい財布に買い換えましょう。 また、財布の中身を整理整頓し、清潔にしていると旺気や生気が入りやすく、お金も溜まりやすくなります。
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