風水財布で金運アップ
風水師・有希
日本では、伝統的な風水ではなく擬似的な風水が広まっており、その中で金運についても誤った解釈を見聞きすることがあります。
例えば、『西に黄色を置くと金運河がアップする』ということを仰る方は意外に多くいらっしゃいます。
この理由は、
後天定位盤
の基本となる飛星配置(中宮五黄土星)では、西に七赤金星が回座しており、この飛星が金性を表しているため、
五行の相互関係
『土生金』を利用して土性の色である黄色を利用して金性を高め、金運を上げると考えたためでしょう。
しかし、飛星派風水では各飛星は回座しますので、この考え方は必ずしも正しくありません。
例えば、
方位 丙宅・第七運完成住宅
では、不運の飛星である五黄土星が西に回座しています。
このため、西に土性の色である黄色を配置すると、
五行の相互関係
の『五行比和』により、不運の飛星である五黄土星が活性化され、金運が悪化すると考えられます。
本サイトでは、あくまで伝統的風水に基づいた、様々な開運手法をご紹介していますが、
本ページでは、財布に関する様々な開運手法をご紹介しましょう。
金運に関係する財布の色
金運をアップする
財布の色
金運をアップする財布の色
お金は金性ですので、土性を表す黄または茶系統の色の財布が、
五行の相互関係の『五行相生』で金運をアップしてくれます。
ただし、原色の黄色に近い色は相生効果が強力ですので、収入アップと共に、支出もアップします。
このため、淡い黄色から茶系統を含む色の財布がお勧めです。
また、金性を表す白またはシルバーグレイ系統の色の財布は、『五行比和』で金運をアップしてくれます。
金運を下げる財布の色
火性を表す赤またはピンク系統の色の財布は、
五行の相互関係
の『五行相剋』により金性のお金を弱めてしまいますので、金運は下がります。
赤またはピンク系統の色の財布は『貧乏財布』とも呼ばれていますので、極力使用しないのが望ましいでしょう。
また、水性を表す黒または藍系統の色の財布を使用すると、『五行逆生』で金運をやや悪化させ、新たなお金は入りにくくなります。
新たなビジネスや投資を成功させたい場合には、黒または藍系統の色の財布は避けたほうが無難でしょう。
金運をアップする財布の風水処方
古い財布は金運を下げてしまいますので、3年に一度程度は新しい財布に買い換えるのが望ましいでしょう。
古くなった財布は、保存しておいても、処分しても、風水上金運への影響は殆どありません。
ただ、『縁起ものだけに簡単に処分できない』という方は、例えば、鳥取県の『金持神社』で財布のお祓いを受け、処分してもらうという処方はいかがでしょうか?
詳しくは
金持神社のサイト
をご覧下さい。
また、財布はお金の住まいですので、財布の中身を整理整頓し、清潔にしていると旺気や生気が入りやすく、お金も溜まりやすくなります。
レシートは財布の中に残さず毎日処理し、お金以外のものは財布に入れないようにしましょう。
また、カードは財布とは別のカードホルダーに入れるのがベストですが、
財布にカードホルダーがついている場合には、カード枚数を必要最小限に抑え、きちんとホルダーに入れましょう。
コンパクトな二つ折り
財布も風水上はOK
『二つ折りの財布はお金が窮屈な思いをするので金運が下がる』と書いているサイトをよく見かけますが、
それなら、狭い家に住んでいる人の運気はどう頑張っても上がらないことになります。
二つ折りの財布では、お金を折って入れるのではなく、入れてから曲げるのですから、
きちんと整理整頓されてさえいれば、風水上金運に問題は無いでしょう。
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