住宅の飛星図を読む際のポイント
風水師・有希
住宅の飛星図を作るのは大変ですが、作成した飛星図を読むのはもっと大変で、テクニックを要します。
このため、正確な風水を実施するためには、プロの風水師にお願いするか、
時間をかけて風水をマスターするしか方法はありませんでした。
本サイトでは、『もっと簡単に風水を実施できないの?』というご要望にお応えし、
風水師・有希が、作成した住宅の飛星図を読み、住宅の診断結果や有効な風水の開運処方をお教え致します。
このため、あなたご自身が飛星図を読むテクニックを習得する必要はありません。
しかし、飛星図を読むテクニックを習得することにより、飛星派風水をより深く理解でき、
飛星派風水をさらに楽しむことができるでしょう。
飛星図を読むポイントは概ね以下の通りです。
山飛星と水飛星の回座
その時期(三元九運)
旺気(大吉)を持つ飛星が最も吉星とされます。
この吉星が、座山方位に山飛星として回座している住宅は健康運に恵まれた住宅であり、
宅向方位に水飛星として回座している住宅は財運に恵まれた住宅であると言えます。
このため、吉星が座山方位に山飛星として回座し宅向方位に水飛星として回座している住宅は、
健康運と財運(金運)に恵まれた非常に幸運な住宅と言えます。
例えば、
乙宅・第七運完成住宅の2002年(第七運)
がこの住宅に該当します。
ただし、座山方位に山が配置し、宅向方位に水が配置しているという地理的な立地条件によりサポートされる必要があります。
地理的な立地条件によりサポートされていなかったり、
理想的な位置からずれた位置に回座している場合は、擬似的な山(盛り土)を作ったり、水(水槽や噴水)を配置したりといった開運処方が有効です。
また、壁・大きな家具・窓などの内的要因に手を加えることにより処方することも有効です。
このよいうに、住む人の健康運や財運を最大限に伸ばすことが風水の役割です。
二重飛星
その時期(三元九運)の吉星が、山飛星および水飛星として同じ方位に回座している場合を二重飛星と呼びます。
二重飛星で注意すべきものは、
『
宅向方位の二重飛星』
と『
座山方位の二重飛星』です。
本来、吉星の配置は、座山方位の山飛星および宅向方位の水飛星が、それぞれ健康運および財運に恵まれた配置となります。
しかし、『宅向方位の二重飛星』は山飛星が、『座山方位の二重飛星』は水飛星が、それぞれ誤った配置となっています。
このような場合には、間違った配置方位に、山飛星には山(盛り土)を、水飛星には水を配置する開運処方を施します。
時飛星・年飛星の回座
時飛星や年飛星自体は、直接的に運気を左右する飛星ではありません。
これらの飛星は、
五行の相互関係
により、山飛星と水飛星の効力を強めたり、妨げたりすることにより、間接的に運気を左右します。
『相生』により山飛星の活動を活発にすることにより健康運が向上し、水飛星の活動を活発にすることにより財運が向上します。
また逆に、『相剋』や『逆生』により活動が妨害され、健康運が悪化したり、財運が悪化することもあります。
特殊な飛星配置 - 幸運な住宅
山飛星・水飛星・時飛星の番号が全方位で『1-4-7』、『2-5-8』、『3-6-9』
山飛星・水飛星・時飛星の番号が、全方位において『1-4-7』、『2-5-8』、あるいは『3-6-9』となる場合(順不同)は、
周辺の山や水のサポートがなくても、健康運、財運共に非常に幸運な住宅とみなされます。
第八運完成の方位 寅(とら)宅の第八運の飛星配置
が、これに該当します。
山飛星・水飛星・時飛星のいずれか2つの飛星の番号の和が全方位で『10』
山飛星・水飛星・時飛星のいずれか2つの飛星の番号の和が、全方位において『10』となる場合も、健康運、財運共に幸運な住宅とみなされます。
ただし、この飛星配置では、周辺の山や水のサポートがなければ効果を発揮することはできません。
第七運完成の方位 子(ね)宅の第八運の飛星配置
が、これに該当します。
特殊な飛星配置 - 不運な住宅
吉星が水飛星として中宮に囚われている場合
その時期(三元九運)の吉星が、水飛星として中宮に回座している場合、その住宅は財運には恵まれていません。
もともと中宮は五黄土星が回座する場所ですが、第五運終了と共に中宮を追われてしまいます。
そして、吉星が中宮に回座した時に不運は顕在化します。
このような場合には、帝王の飛星である五黄土星が水飛星として回座している方位と、
吉星が水飛星として誤って回座してしまった中宮との場所を変えてもらえるよう仕向けるため、
住宅の中央部分と五黄土星が水飛星として回座している方位の部屋の間にある壁、棚あるいはドアなどの障害物を取り除きます。
五黄土星は中宮に戻り、吉星は五黄土星が水飛星として回座していた方位に回座してくれるようになりますので、
吉星が水飛星として新たに回座した方位に水(水槽や噴水)を置くことにより、財運が改善します。
第七運完成の方位 辰(たつ)宅の第八運の飛星配置
が、これに該当します。
吉星が山飛星として中宮に囚われている場合
その時期(三元九運)の吉星が、山飛星として中宮に回座している場合には、不妊症や難産などの問題が起こる可能性があります。
このような場合には、帝王の飛星である五黄土星が山飛星として回座している方位と、
吉星が山飛星として誤って回座してしまった中宮との場所を変えてもらえるよう仕向けるため、
住宅の中央部分と五黄土星が山飛星として回座している方位の部屋の間にある壁、棚あるいはドアなどの障害物を取り除きます。
五黄土星は中宮に戻り、吉星は五黄土星が山飛星として回座していた方位に回座してくれるようになりますので、
吉星が山飛星として新たに回座した方位に盛り土を施すことにより、不妊症や難産などの問題が解決できます。
第七運完成の方位 戌(いぬ)宅の第八運の飛星配置
が、これに該当します。
住宅情報・診断時期をセットして飛星図を読む
以下のテーブルにあなたの住宅情報と診断時期を入力するだけで、どなたでも風水で住宅を診断し、
健康運・財運(金運)をアップする風水の開運処方を知ることができます。
あなたも、飛星派風水で、良い気を取り入れ、運気を伸ばしてみませんか。
図1 飛星図 - 住宅の方位名称:
子宅、住宅の完成時の三元九運:第八運、診断する年:2024年(旧暦)
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