干 | 読み | 五行 | 陰陽 | 意 味 |
甲 |
きのえ |
木 |
陽干 |
木の陽干で巨木を意味します。材木に加工されれば応用範囲が広くなりますので有能な人材を意味します。 |
乙 |
きのと |
陰干 |
木の陰干で草花や小さな生木を意味します。環境に耐える強さとしなやかさを持った人材を意味します |
丙 |
ひのえ |
火 |
陽干 |
火の陽干で太陽に代表される熱い火を意味します。光り輝く太陽のごとく華やかですが同時に権威を求める野心家でもあります。 |
丁 |
ひのと |
陰干 |
火の陰干で月に代表される冷たい火を意味します。太陽に照らされた月のごとく冷静で緻密な参謀タイプを意味します。 |
戊 |
つちのえ |
土 |
陽干 |
日当たりの良い田畑に代表される肥沃な土を意味します。物事を育む雄大さと温和で情の深さを持った人材を意味します。 |
己 |
つちのと |
陰干 |
雑草の生えた荒れ地や湿地を意味します。肥沃な土に発展する可能性は秘めていますが荒れ地のごとく迷走することが多いタイプです。 |
庚 |
かのえ |
金 |
陽干 |
精錬された金属を意味します。精錬された金属のごとく天才的な閃きと柔軟で優れた時代感覚を持ち、
時代の最先端を走ることができる人材を意味します。 |
辛 |
かのと |
陰干 |
未だ精錬されていない原石を意味します。原石のごとく未熟な部分は多く成熟するには時間がかかりますが、
無限の可能性を秘めた人材を意味します。 |
壬 |
みずのえ |
水 |
陽干 |
絶えず流れる川を意味します。地形に合わせて形を変える柔軟さはありますが周囲に流され易いタイプです。
大河となり海に辿り着けば大人物になる可能性はありますが、そこに至るまでには紆余曲折が多いでしょう。 |
癸 |
みずのと |
陰干 |
流れのない沼地の水を意味します。池や沼地のように表面は綺麗に澄んでいても、心の奥底にはドロドロした堆積物を抱え込んだタイプです。
感情の起伏が激しく鬱になりやすい傾向がありますので注意が必要です。 |
支とは、自然界の森羅万象を形成する『地の気』であり、前述の通り
地支とも呼ばれます。
そして、天干と同様、
五行説
の木・火・土・金・水と
陰陽説
の陰と陽の組み合わせで、表1あるいは図1に示す通り
十二支
で構成されています。
日本では
干支としておなじみの十二支です。
十二支は図1に示す通り、古くから五行陰陽だけではなく、季節を表す月、方位あるいは時刻とも関連づけられてきました。
十二支が表す『地の気』の意味には様々な説がありますが、本サイトでは表2に示すような意味を持っていると解釈しています。
また、干支の干と支は樹木の幹(干)と枝(支)が本来の意味ですので、干も支も樹木の生育周期を表していると考えられています。
ここでは、特に細木数子氏の六星占術における
運命周期
の原点となっている十二支が表す樹木の生育周期も表2に記述しておきます。
細木数子氏の六星占術の原点が四柱推命にあることが良くわかると思います。