最近の赤ちゃんの命名方法は、まず名前の読み・音の響きを考え、その後漢字を当てはめるのが主流のようです。
また、ドラマ・小説・アニメなどから取ったり、その時期に流行っているオシャレな名前を名づける等の流れもあります。
名前の響きから、漢字を当てはめる際には、画数による姓名判断はもちろんですが、漢字の意味も重視する傾向があります。
東日本大震災以降、『人との絆を大切にし、愛情に満ちあふれた明るく力強く羽ばたいて欲しい』というご両親の願いが反映された名前が増えているようです。
男の子なら、『翔』『陽』『輝』『蓮』という漢字が多く使われる傾向にあります。
女の子なら、『愛』『結』『希』漢字に人気が集中しています。
すぐれる・まさると言っても意味は様々で、 主に成績・知識や才能がすぐれてまさる『秀』・『俊』・『英』・『優』・『賢』・『傑』・『超』・『勝』、 美しさ・香りや品がすぐれてまさる『優』・『佳』・『芳』、 大きさや勢いがすぐれてまさる『盛』・『雄』・『豪』・『大』、 人徳や地位がすぐれてまさる『高』・『聖』・『善』・『王』などがあります。
かしこい・知識や知恵があると言っても意味は様々で、主に物の道理を知り知能や判断力がすぐれる『賢』・『智』・『明』・『哲』、 頭の回転や行動・理解がすばやい『敏』・『聡』、さとりを開き考えが深い『悟』・『怜』・『了』・『叡』、心清らかで気品や人徳の高い『聖』・『恵』・『慧』・『叡』などがあります。
つよい・いさましいと言っても意味は様々で、主に力や武力がつよいく勢いがある『剛』・『毅』・『武』・『赳』・『毅』・『猛』・『烈』・『虎』、気力や意思がつよいく勇ましい『剛』・『毅』・『雄』・『壮』・『勇』・『洸』・『勁』・『侃』、体がつよい『健』、知力や権力がつよい『豪』・『大』・『幹』・『威』、力・気力・体力・知力の全ての面でつよい『強』などがあります。
うつくしい・きれいと言っても意味は様々で、主に容姿端麗の他総合的なうつくしさを表わす『美』・『佳』・『麗』、きらびやでうつくしい『華』・『花』・『彩』・『彰』、上品でうつくしい『佳』・『麗』・『優』・『蘭』、宝石のようにうつくしい『瑛』・『玲』・『珠』・『玉』・『琳』・『玖』、優雅で色気がある『艶』などがあります。
ひろい・おおきいと言っても意味は様々で、一般的なひろさ、おおきさを表わす『広』・『大』、スケールや度量が大きい『弘』・『宏』・『裕』・『寛』・『優』・『泰』、すぐれた才能を持ち学術・技術を広く極める『博』・『宏』・『裕』・『紘』・『洋』・『尋』・『滉』、物事が盛大に取り行われたり大きく発展する『浩』・『紘』・『拡』・『展』・『演』などがあります。
