エゴグラムの統計情報

   2013年1月に開始したエゴグラムで性格診断の診断記録が2013年10月時点で2,000件を突破しました。 どのようなエゴグラム・パターンを持つ方が多いのか、気になる方も多いと思いますので、このページではこれらの統計データを閲覧できるようにしました。

日本人の顔を平均すると美人になると言われますが、エゴグラムも平均すると個性が薄まり、平凡タイプの 平坦型エゴグラム・パターンに近づくようです。

   平坦型の中でも、女性の平均はAとFCが低くCPとACが高い V型エゴグラム・パターン を呈し、男性の平均はAが低くCPとACが高いV型エゴグラム・パターンを呈するようです。 即ち、女性・男性共に弱いながらも『不満や怒りを抱えているにも関わらず人に気を使うあまり口に出して言えない』自己矛盾タイプを示すようです。 特に女性はFCが低いため、遊び心が弱く、創造力や空想力にも欠けるため、人生を上手に楽しむことができていないようです。

かつて、和を重んじる日本人の典型的なエゴグラム・パターンは、円満タイプである への字型エゴグラム・パターン と言われていましたが、社会の変化と共にエゴグラム・パターンも変化してしまったのでしょうか。 それとも、匿名性の高いWEBによる性格診断であるため、人間の本性がより顕著に現れたためでしょうか！？

一般的に、人に質問されたり、人に見られる可能性があったりする場合には、虚栄心が働き、円満タイプであるへの字型エゴグラム・パターンに歪められることが多いようです。 『日本人の典型的なエゴグラム・パターンは円満タイプであるへの字型エゴグラム・パターンである』というのは、虚栄心による偽りの結果である可能性がありそうです。

   年代別の変化に注目すると、女性の場合、若い女性は比較的CPとNPが低いようですが、これは年齢と共に上昇して行きます。 そして、60歳代になるとNPが上昇し、献身タイプの N型エゴグラム・パターン へと変化しているようです。 面白いのは働き盛りである30代～50代の女性のCPが高いことです。 子育て中あるいは子育て終了後の社会的に評価されにくい女性の不満を反映しているのかも知れません。

また、男性の場合、若い男性はV型エゴグラム・パターンですが、50歳代になるとCP以上にNPが上昇して献身タイプに変化して行くようです。 男性は、50歳くらいになると円熟味が増し、自己矛盾が消え去って行くのでしょう。

なお、解析したデータ数は、まだ2,000人を少し超えた段階ですので、今後変化する可能性があることをご了承ください。

   登録された個別のエゴグラムから特徴的なエゴグラム・パターンを表示するページの目次です。

1. CPが高いエゴグラム例

2. NPが高いエゴグラム例

3. Aが高いエゴグラム例

4. FCが高いエゴグラム例

5. ACが高いエゴグラム例

6. への字型エゴグラム例

7. N型エゴグラム例

8. 逆N型エゴグラム例

9. V型エゴグラム例

10. W型エゴグラム例

11. M型エゴグラム例

12. 逆V型エゴグラム例

13. 右肩下がり型エゴグラム例

14. 右肩上がり型エゴグラム例