二重線・火星線・情愛線の見方
手相占い師・明日香
二重生命線、二重知能線、二重感情線、二重運命線など、基本線が二重になった二重基本線の方は比較的多く見かけます。
手相占いにおいて、二重線はその手相線が持つ意味が2倍に増すことを暗示しています。
一般的に2本目の線は薄く出ることが多いようですが、2本目も1本目とほぼ同じ濃さで刻まれることもあります。
2本目も濃いほど、その意味合いが強くなります。
二重生命線(第2生命線・火星線)の見方
図1 二重生命線(火星線)・情愛線の見方
生命力が2倍の二重生命線
1本目の生命線から5mm以上離れた親指側に、2本目の第2生命線が出ることがあります。
このような二重生命線は、生命力がかなり強いことを意味します。
第2生命線は、火星線と呼ばれることもあります。
二重生命線になっている場所を、
生命線の流年法
で調べれば、生命力がかなり強く、非常に健康な年齢ががわかります。
この期間は相当健康ですので、粘り強く仕事に取り組めます。
ただ、健康だからといって無謀な生活を続けていると、やがて二重生命線も途切れ、不健康になりますので油断しないようにしてください。
情愛線(印象線)の見方
生命線から5mm以内の親指側に生命線に寄り添うように刻まれる手相線は、情愛線あるいは印象線と呼ばれます。
情愛線は恋人や配偶者などの異性との縁や情愛が強いことを示唆していますが、
同時に多くの人に情愛が深く、浮気性であることを暗示していますので浮気線と呼ばれることもあります。
このため、情愛線は2通りに解釈されることがあります。
第一番目の解釈は、情愛線が生命線に沿っていると男女関係が永続するというものです。
そして、情愛線が生命線に沿っている期間、すなわち
生命線の流年法
で調べた年齢の間は、ずっと一人の人と添い遂げるという解釈です。
そして、情愛線が生命線から離れて行ったり消えてしまうと、異性との縁や情愛も離て行ったり消滅してしまうということになります。
第二番目の解釈は、情愛線が生命線に沿っていると、多くの人に情愛が深く浮気性であるというものです。
そして、情愛線が生命線に沿っている期間、すなわち
生命線の流年法
で調べた年齢の間は、ずっと浮気性であるという解釈です。
そして、情愛線が生命線から離れて行ったり消えてしまうと、浮気性が治るということになります。
2つの解釈は全く反対の解釈ですが、共通しているのは、情愛線あるいは浮気線が、恋愛に対する感性を表し、多情・多感な人や時期に現れやすいということでしょう。
私は、過去の経験から、第二番目の解釈を支持しています。
したがって、
生命線の流年法
で調べた年齢で、若い時期に情愛線あるいは浮気線が現れるのは問題ありませんが、
ある程度年齢が進んだ後に、情愛線あるいは浮気線が現れている場合には自制が必要でしょう。
二重知能線・二重感情線・二重運命線の見方
図1 二重知能線・二重感情線・二重運命線の見方
才能が2倍の二重知能線
第2知能線は、知能線の上側に刻まれたり、知能線と交叉するように現われたりします。
二重知能線の方は、理解力・創造力に優れ、とてつもない発想力とアイデアで周囲を圧倒する天才タイプです。
自分の才能を信じて事を起こせば成功を収める可能性が高くなります。
愛情が2倍の二重感情線
第2感情線は、感情線に平行して刻まれます。
第2感情線は、比較的濃く刻まれる場合が多く、どちらが第1でどちらが第2か区別できないこともあります。
二重感情線の方は、感情や愛情が豊かであり、情熱家であることを示唆しています。
二重感情線の方は、情熱をもて余すと浮気に走る場合もありますので、情熱を良い方向へ注ぐよう注意しましょう。
二重感情線を持つ人は、早婚だと離婚率が高い傾向にありますが、早婚でない場合には必ずしも二度結婚するということではないようです。
また二重感情線は、相反する二つの性格を持っていることも示唆しています。
例えば、普段はやさしく穏やかな性格ですが、一度怒れば鬼より怖いという人が二重感情線の方の特徴です。
仕事運が2倍の二重運命線
運命線が無かったり非常に薄かったりする方もいますが、二重運命線の方もいます。
二重運命線になっている場所を、
運命線の流年法
で調べれば、仕事運がアップし、テキパキと仕事をこなす年齢ががわかります。
また、二重運命線は『二足のわらじを履く』ことも暗示していますので、かなり忙しくなるかも知れません。
運命線が三重になっている三重運命線の方もたまに見かけますが、多分野で活躍できる才能と体力を持った強運の持ち主であることを示唆しています。