財運線の見方
手相占い師・明日香
手相占いにおいて、財運線(あるいは金運線)は、文字通り金銭的な余裕やお金を儲ける才能を象徴する手相線です。
財運線が明確に刻まれていれば、お金を儲ける才能があり金銭的な余裕が出てきていることが暗示されています。
また、財運線が複数本刻まれるということは、お金を儲ける複数の才能に恵まれているということですが、
細い線が何本も走っている場合には、お金の消耗が激しく手元に残りにくいことを示唆しています。
以下、財運線の見方を詳しく見てみましょう。
財運線は金運を表す手相線
図1 財運線の見方
財運線は、図1に示す通り、
水星丘
に縦に現れる手相線です。
図1の赤線(1)、青線(2)、緑線(3)は起点が異なりますが、水星丘に明確にほぼ真直ぐ縦に刻まれていますので、
全てのケースにおいて金運が良いことを示唆しています。
図1の青線(2)のケースでは、知能線から財運線が伸びていますので、知的才能やアイデアにより財運を切り開くことを意味しています。
また、図1の緑線(3)のケースでは、生命線から財運線が伸びていますので、地道な努力により財運を切り開くことを意味しています。
図1の青線(2)あるいは緑線(3)のケースでは、その一部で
健康線
とほぼ同じ位置に刻まれますので、混同しないよう注意が必要です。
財運線は、あくまで水星丘に達している手相線であり、健康線は水星丘まで達していない手相線です。
弱い財運線の見方
図2 弱い財運線の見方
図2に示すような島や中断の財運線が刻まれている場合は、ある程度の収入はありますが、出費も多く、お金が溜まらないことを示唆しています。
また、前述の通り複数本の財運線が刻まれている場合は、お金を儲ける複数の才能に恵まれていることを暗示していますが、
線が細かったり、線が中断している場合には、お金の消耗が激しく手元に残りにくいことも示唆しています。
また、財運線が波状線になっている場合は、収入が不安定であり、金銭的に苦労していることを暗示しています。
財運線が刻まれていないという方もいます。
財運線が刻まれていない方は、金銭欲がなくお金に執着しないタイプの方です。
これは裏返せば、お金に執着しなくても生活できるという、お金に困っていない方なのです。
財運線がないという方は、ある意味幸せな手相線とも言えるでしょう。